先日あることに気づいてしまった。

それは、私がスウェーデンに引っ越して、30年が経過したことだ。

 

私の一生の中で、日本に住んでいた期間より、スウェーデンに住んでいる期間の方が長くなる。

はぁ〜 えらいもんだなあ。まるで昨日来たような気がするのに、もう30年も経過したのか。

 

日本のことが全然恋しいと思わないのは、インターネットがあるお陰だろう。インターネットのお陰で、お金を使わないでも日本の人と、リアルタイムで交流できる。インターネットがなかった時代に海外に住んでいた人は大変だっただろうな。

 

最近はあまり外で働いていないせいか、毎日すごく気楽で、海外生活に何の不自由も感じていない。

しかし、昔は大変だった。言いたいことが上手く言葉で表現できない時。 子供が小さかった時。経済的に逼迫している時。

でも30年も経てばそれらの問題も一応、いつの間にか過ぎたこととなった。

 

ふと気づいたのだが、昔のように、「どこ(の国)から来たの?」と尋ねられることがなくなった。

この質問は最近タブーになっているのだろうか?

なので、初対面の人には自分から「私は日本人です」と言うようにしている。別にどこの国出身でも人間は平等なのだけれど、ずっと年上のお爺さんと結婚するために住んでいる東南アジアの女性や、お行儀の悪い某大国の人だと思われて損をする場合もあるので、ならば最初から言っておけばいいではないか。

 

もし私が、海外生活もしくは海外旅行をする日本人に一つだけアドバイスをすることができるとしたら、

 

胸を張って堂々と歩く

 

これがすごく大事だと思う。

背の高さや、体の大きさは人によるのでどうすることもできないけれど、できるだけ自信ありげにさっさと歩く。これだけで、いらんことに巻き込まれる可能性はだいぶ減ると思う。

 

(先日の写真)

 

チェコのプラハに週末旅行しました。スウェーデンと違って、カナビス(大麻)が解禁されているのですね。

街のあちこちに、ちょうどお茶屋さんのような感じで、カナビス屋さんがありました。