最近、中国の富裕層が日本のタワマンをよく購入しているそうだ。
日本の不動産は、日本在住の人でなくても購入できるのだな。
こんなサイトを見つけた。⇓
大都市のタワマンのみならず、田舎の一軒家も外国人向けに売り出されている。
上記のサイトだけではなく、検索すると似たようなサイトはたくさん出てくるから、需要があるのだろう。
子供の頃こんな家で育ちたかったな、と思うような立派なお宅が、約420万円か。や、やすい・・・
十年ぐらい前から、日本に帰国すると実家周辺では空き家が目立っていた。人口が減少しているんだから、仕方ないかな。
これらの家に住む人がいなくなると、取り壊すのもお金がかかるし、安価売却でも誰かに住んでもらうことができればそれが一番望ましい、のだろうけれど。
私がよく見るYouTubeチャンネルに、空き家探訪ものがある。例えば、Bros of Decay:
世界中の空き家を探検するチャンネルなのだ。
ヨーロッパのお城から、アメリカの大金持ちの邸宅、一時は幸せな家族が住んでいたであろう森の一軒家まで、十年から百年ほど空き家になって見捨てられている住居の中に入り、朽ちた家具や古びた写真を見つけるチャンネルである。
それらの元住居はそれぞれに独自の歴史を持っていて、なんとも美しく、同時に悲しい気持ちにさせられる。
ちなみに彼らは日本に取材に来たこともあり、日光のゴーストタウンを紹介した動画もある。⇓
紹介される各国の素晴らしい家々が、一時は壮麗な姿を持ち、家族や来客の笑い声に満ちていたかと思うと胸が痛くなる。これが時間の流れといえばそれまでだが。
こんな風になるぐらいなら、誰か新しいオーナーを得て、その生命を繋いでもらったほうがどんなに望ましいか。
しかし人口減少が著しい日本の今、そのオーナーは日本人でないっていうのも、しょうがない時代の流れなのかな。ともかく、これらの家々を大事にしてくれる人であってほしいな。